T.R. MAHALINGAM / PORTRAIT OF A ORODIGY:His Early Years,1940s-50s
インドの魔法の笛吹き、T.R. マハリンガム
ほとんど誰も聴いたことのない1940年代〜50年代のSP盤音源集。 幼くしてプロの演奏家となった南インドの伝説の神童であり、数々の革新・改革を通じて横笛音楽そのものを変え、 インドにおけるフルートの音楽上の地位を引き上げた。 また、自分の基準に満たないといって吹き込んだ録音の破棄を命じるような音楽家であった。 マリは1950年代後半からおよそ10年あまり表舞台から消え、その後も引き蘢りを繰り返し、生涯を通じた奇癖もからまって、後年では録音はもとよりも公演すら稀になった。彼が望めばラヴィ・シャンカールのように成功したかもしれないのだが。 したがって、怪しげなライブ録音ではない正式なレコード発表用の録音は千金の価値がある。 しかもこの音源集、自らが意欲的で、バイオリンのT. チャウディアやムリダンガムのパルガット・マニ・アイヤーといった最高の伴奏者にも恵まれた時代のものなのだ。以後の演奏はこの時代に確立したものの延長にあると言ってよく、 歿後に多くのライブ音源がリリースされているのも、生前の極端な録音・公演回数の少なさによる。 皆マリを聴きたいのだ。 ※ジャケット画はインド在住の画家、Jyoti Naoki Eri氏に特注した逸品。 南インド/カルナーティックの世界観が溢れる霊的作品! 難しい事は抜きにしても、素晴らしく気持ちのよい音です 山や森にいて休んでいると、どこからとも無くきれいな音色が聞こえて来るような あ〜気持ちいいな〜水も素晴らしく美味しく感じるな〜
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