【CD】TAKAO / STEALTH
ニューエイジ・リバイバル以降のアンビエント観を大きく更新する驚異の一枚!
濱瀬元彦、武満徹、新津章夫、芥川也寸志、ヤン富田、Sean McCann等々に 影響を受けたと率直に語るタカオだが、これら先達に新旧有名無名の区別はなく、 ただアクセスした特定の作品が作家の創作意欲を突き動かしたのみで、 そこから得たインスピレーションを衒いなく定着させたのがこの『Stealth』だ。 ゆえに『ステルス』は作曲の楽しさと想像性に溢れ、心地よい美しさと、 聴き込めば現れる意想外の深さが同居している点で近年まれに見る(感じる)存在感をもつ。 1年半かけて仕上げたという『Stealth』は13曲で33分(!) この流儀の作風にしては異端的な短さで、かつ、ひとつとして同じ体裁の曲がないにもかかわらず、 シームレスな環境音楽的体験ができる。 それは装丁にあるような晴れた日の海の表情を映し出しているかのようだ (※写真はTakao自身が湘南で撮影したもの)。 控えめだがこだわり抜いたタカオの音感覚にも注目。 装丁:木村銀次 マスタリング:倉谷拓人(Ruv Bytes)
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